フローリングのツヤ出しや表面を保護するのに、ワックスを塗ると良いです。
しかし、ワックスかけについても正しい知識がないと逆効果になりますので、正しいワックスのかけ方を覚えておきましょう。
☆ワックスの種類
フローリングのワックスには種類があって、油性ワックスと水性ワックス、水性樹脂ワックスがあります。
油性ワックスはオイルステン仕上げの床に、水性ワックスは白木や塗装をしていないものに、水性樹脂ワックスは塗装したものに使います。
多くの家で使われている複合フローリングには、水性樹脂ワックスを使います。
フローリングのメーカーが指定しているワックスがあればそれを使うと安心です。
☆ワックスかけの手順
ワックスかけの手順を簡単にご紹介します。
まず、ワックスを塗る日は天気の良い日を選びます。
窓を開けてワックスを乾燥させるためです。
雨で湿度が高い日や室温が5℃以下の日、床が冷たい日は止めた方が良いです。
そしてフローリング表面のごみやほこりを取り除きます。
化学雑巾は使わないようにしましょう。
次に固く絞った雑巾で拭き、乾かします。
それからワックスを塗ります。
ワックスは直接フローリングに流さないで、きれいな雑巾にワックスをしみ込ませて絞り、木目に沿って塗ります。
塗り終わったらしっかりと乾燥させましょう。
だいたい20分~30分あれば乾きます。
☆ワックスかけの注意点
フローリングにワックスをかける時は、このフローリング材がワックスの使用禁止のものでないか、ワックスフリーの製品ではないかを確認してからにしましょう。